積立NISAをはじめる時に気をつけるべき9つのこと

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こんにちは。

積立NISA勉強中のkisukeと申します。

このページでは、積立NISAを始める前に、以下の9つのポイントに注意することをお勧めします。

積立NISAをはじめるか迷ってる方は、ぜひ一度参考にして頂ければと思います。

ではさっそく見ていきましょう!

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積立NISAについてしっかり理解する

積立NISAがどのようなものか、どのようなメリット・デメリットがあるかを理解することが大切です。

そもそも積立NISAは、国が設けた投資信託などの非課税制度です。運用期間が5年間で、最大で年40万円まで積立が可能です。

積立NISAには、投資信託の中から選ぶことができ、その運用成績によって、積立期間中の利益は非課税となります。一方で、積立NISAには、運用成績が悪化して損失が発生するリスクがあるため、投資商品の選択やリスク管理が必要となります。

投資

では、積立NISAのメリット・デメリットとは具体的にどのようなものでしょうか?

積立NISAのメリット

積立NISAのメリットを分かりやすく説明します。

  1. 税制優遇があるため、長期的な資産形成に向いています。毎年40万円までの投資に対して非課税となります。
  2. 小口から始められるため、初心者でも手軽に始められます。
  3. 投資信託を選ぶことで、自分に合った投資ができます。
  4. 積立による資産形成で、資産の増加率が高くなる可能性があります。

積立NISAのデメリット

積立NISAのデメリットを分かりやすく説明します。

  1. 積立NISAで運用する投資信託にはリスクがあり、元本が保証されていないため、投資に伴う損失が発生する可能性があります。
  2. 積立NISAに対して、特に老後資金などの長期的な目的にあてる場合、投資対象となる投資信託の選定が非常に重要であるため、投資の知識や情報収集が必要です。
  3. 積立NISAには、取引手数料や運用コストがかかるため、投資金額に対して収益が得られない場合もあります。
  4. 積立NISAには、毎年40万円までの投資枠があるため、多額の資金を積み立てる場合は、複数の口座を持つ必要があります。

以上が積立NISAのデメリットとメリットになります。投資はリスクを伴うため、自分に合った投資スタイルを選び、リスクマネジメントを行うことが重要です。

目的を明確にする

どのような目的で積立NISAを利用するのかを明確にしておくことが大切です。自分が何を目的として積立NISAを開設するのかによって、投資商品や運用方針が変わってくるためです。

例えば、積立NISAを開設する目的が「子供の大学費用のために資産形成をしたい」という場合は、安定した運用を選択する必要があります。一方で、「将来の自己資金のために長期的な運用をしたい」という場合は、リスクの高い投資商品にも投資をすることができます。

リスク許容度を把握する

自分がどの程度リスクを許容できるのかを把握することが大切です。

リスクを許容できない場合は、安定した運用を選ぶことが大切です。一方、リスクを許容できる場合は、リスクが高い商品にも投資することができますが、投資商品によっては大きな損失を被る可能性もあるため、リスクについてよく理解した上で運用することが必要です。

例えば、リスクを許容できない場合は、国内株式や債券に投資するなど、比較的安定した運用を選択する必要があります。一方、リスクを許容できる場合は、海外株式や新興国株式など、リスクが高い投資商品にも投資することができますが、その場合は、市場変動に対して耐えられるだけのリスク許容度が必要です。

運用期間を考慮する

積立NISAには、運用期間に制限があります。5年間の運用期間があり、その期間を過ぎると、新しい積立NISAを開設する必要があります。投資商品を選ぶ際には、自分の目的に合わせて、運用期間を考慮することが重要です。

例えば、5年間の積立NISAの運用期間が終了する前に、必要なお金が必要になった場合は、積立NISAから引き出すことができますが、その場合には税金がかかってしまうため、事前に引き出し計画を立てる必要があります。また、長期的な運用を狙う場合には、5年間の運用期間を考慮した投資商品の選択が必要です。

投資家情報の収集を行う

投資商品を選ぶ際には、投資家情報の収集を行うことが重要です。市場動向や投資商品の評価、運用会社の信頼性など、情報を収集することで、投資判断の参考にすることができます。

例えば、投資商品の評価や運用会社の信頼性を判断するために、各社が公開している報告書やリサーチレポート、投資家向けの情報サイトを利用するといいでしょう。

長期的な視野で考える

積立NISAでの運用は、長期的な視野で考えることが重要です。短期的な価格変動に左右されず、長期的な運用によって、リターンを最大化することができます。また、運用期間内に利益が出ても、その利益を再度運用することで、更なるリターンを狙うことができます。

また、分散投資は、複数の投資商品に分散して投資することで、リスクを分散させる投資方法です。積立NISAでも、複数の投資信託に分散投資することで、リスクを抑えることができます。

定期的に確認する

積立NISAでの運用は、定期的に運用状況を確認することが重要です。投資商品の価格や相場の変動、利益の推移などを定期的に確認し、必要に応じて運用方針を見直すことが大切です。

投資信託の中には、運用報酬や信託報酬など、様々なコストがかかるものがあります。それらのコストが高い場合、運用成績に悪影響を与える可能性があるため、コストを確認し、できるだけ低コストの商品を選ぶことが重要です。

自己責任で行動する

投資は、自己責任で行うものです。そのため、投資商品の選択や運用方法については、自分で調べて判断する必要があります。また、投資にはリスクがつきものですので、そのリスクについても自己責任で理解し、運用を行う必要があります。

損切りルールを決める

投資においては、時には損失が発生することもあります。そのため、あらかじめ損切りルールを決めておくことが重要です。例えば、損失が一定以上発生した場合には、すぐに売却するなどのルールを決めておくことが、投資におけるリスクマネジメントにつながります。

ここでの”積立NISAにおける損切”とは、投資した商品が想定外の損失を出してしまった場合に、損失を最小限に抑えるために行う取引のことを指します。

具体的には、投資した商品が大きく下落した場合に、そのまま放置すると損失が膨らんでしまうため、損失が最小限になるように手仕舞い(売却)することが損切となります。損切の目的は、投資した資金を守ることであり、投資家自身のリスク管理のために重要なポイントとなります。

ただし、積立NISAは長期的な投資であるため、単純な価格変動に対して即座に手仕舞いをすることは避けるべきです。損切を行う場合でも、自分の投資目的やリスク許容度に合わせた判断をすることが重要です。

最後に

いかがでしたでしょうか?

積立NISAは長期投資を目的として設計されているため、将来の資産形成に向けてコツコツと積み立てることが大事です。また、投資信託の選択にあたっては、運用成績や運用方針、コストなどを比較して、自分に合った商品を選ぶことが大切です。

それだけでなく、リスクに対しても分散投資や損切りルールの設定など、リスクマネジメントを行うことや、定期的な運用状況の確認や、必要に応じたリバランスなども大切です。

積立NISAは節税効果があるため、年間枠を有効に活用して、効果的な資産形成を目指すことが望ましいです。

積立NISAについて興味が湧いた、もっと知りたいと思っていただけたら、ぜひ次回以降も読んでいただければと思います。

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